|
「Berg」ドイツ語で「山」の意味。正しい発音は「ベルク」。
大正5年、関西以西髄一を誇ったルネッサンス式新店舗の落成と同時に女性店員も採用され、その華やかさは大変な評判を呼びました。ことに第七高等学校造士館(鹿児島大学法文学部の前身)の学生たちは、当時評判のマイヤー・フェルスター作の戯曲「アルト・ハイデルベルク」の主人公(ハイデルベルク大学に学ぶドイツのある公国の王子で下宿先の娘と恋に落ちるが、身分の違いから最後はそれぞれの道を進む)を連想し、山形屋を「ベルグ」と呼び、「ベルグへいこう」と連れだって店内を歩き、女性店員に胸をときめかしたものでした。彼らにとって「ベルグ」=「山形屋」は、まさにロマンと新しい時代への希望を感じさせるものであったのです。
山形屋の食堂会社の名称を「ベルク」ではなく、「ベルグ」にした理由は、地域の中で長年親しまれてきたことから採用しています。
|